人気ブログランキング | 話題のタグを見る

皆既月食と天王星食

皆既月食と天王星食_b0410295_23515964.jpg
先に速報記事をお送りしたが、今回は多くの写真を使用して天体ショーを見てみよう。
久しぶりに"SEL200600G""SEL20TC"を使用することが出来た。
 




  
 
にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(SONY)へ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 一眼レフカメラへ にほんブログ村 写真ブログ アマチュアカメラマンへ
"速報☆皆既月食&天王星食"でお伝えした写真よりも情報を詰め込みお伝えしよう。
"442年ぶりの天体ショー"となった、"皆既月食""天王星食"の同時発生。
私もカメラと三脚を担いで、近所の視界が開けている地点へ自転車を漕いで向かった。
 
メイン機材の"SONY α7R Mark4(ILCE-7RM4)"と超望遠ズーム"SEL200600G"
そして一応、2倍テレコンバータの"SEL20TC"を持参した。
皆既月食と天王星食_b0410295_23515964.jpg
【2022年11月08日 18時34分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
日本全国で観測が可能だったが、沖縄南西諸島のみは月の高度の関係で観測が難しい。
天候も比較的よく、夕方の報道番組でも多くとり上げられていた。
 
特に"本能寺の変の2年前"以来となる天体ショーという表現も話題に。
"部分食"の開始は18時09分頃(東京)。徐々に左下から月が欠けていく。
皆既月食と天王星食_b0410295_11371287.jpg
【2022年11月08日 18時58分撮影】
SONY α7R Mark4 + SEL20TC + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
月が全て隠れる"皆既食"の始まりは、19時16分頃(東京)と言われていた。
 
今回使用した三脚はカーボン製の中型三脚"Velbon GEO E530M"(Amazon.co.jp)
雲台は自由雲台の"VANGUARD ALTA BH-100"(Amazon.co.jp)
耐荷重10キロの自由雲台を使って"SEL200600G"をホールド。
皆既月食と天王星食_b0410295_11413485.jpg
【2022年11月08日 19時14分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
"皆既食"間近の月。皆既食開始予定時刻もおおよそピッタリだった。
これより先は光が少ないため、撮影感度を上げての撮影。
 
2倍テレコンバータ"SEL20TC"を久々に持参したが、あまり使用しなかった。
やはり画質の劣化が目立ってしまうので、クロップ撮影を駆使。
 
PVアクセスランキング にほんブログ村
 
皆既月食と天王星食_b0410295_11450361.jpg
【2022年11月08日 19時21分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
"皆既食"が始まった。撮影感度を"ISO800"にして撮影を開始。
使用している"SONY α7R Mark4(ILCE-7RM4)"もこれぐらいなら実用範囲内。
 
これより次の現象"天王星食"まで待機。写真左下の明るい星が"天王星"だ。
まだまだ月まで遠い。シャッター速度1秒でも移動している事が分かる。
皆既月食と天王星食_b0410295_11482151.jpg
【2022年11月08日 20時08分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
"天王星食"の開始時刻が20時41分頃(東京)と言われており、寒い中で待機。
それでも少しずつ近づいていることが分かるか。前の写真より40分経った。
 
肉眼では天王星は見えないので、双眼鏡や望遠レンズで観測するしかない。
ソニーのレンズでは、この"FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)"がベスト。
※現実的ではないベストは"SEL600F40GM"なのだろうが、アマチュアには無理だ。
皆既月食と天王星食_b0410295_11512333.jpg
【2022年11月08日 20時37分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
まもなく"天王星食"の時間になろうとしている。月に近付いた。
442年ぶり、次に見ようとしても地球上の誰も生きていない322年後となる。
 
その日は"2235年06月02日"。私が撮ったデータも地球上から消えているだろう。
多くの写真を撮っている私だが、後世までデータを残したくはない。
皆既月食と天王星食_b0410295_23515984.jpg
【2022年11月08日 20時41分撮影】
SONY α7R Mark4 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
速報記事で掲載した"天王星"が隠れる寸前の写真がこれである。
おおよそ予報通りの"20時41分"頃に月の陰に隠れて"天王星食"の完成。
 
この後、天王星が再び現れたり月が再び明るくなったり。それは撮影せず。
今回は442年ぶりの天体ショーを超望遠レンズで追ってみた。

カメラ 30代

ブログテーマ:442年ぶり 皆既月食&天王星食
by camelife2021 | 2022-11-10 17:29 | 超望遠レンズ

そにーなかめらのぶろぐ。


by Suzuyo Yano